「カ」

今では旧聞に属するが、最近ではなんといっても小惑星探査機「はやぶさ」の帰還でしょう。何しろ、想像を絶する広大な宇宙を７年間６０億Kmを彷徨い３年遅れで地球に帰還したのだから。

勿論、それを成し得たのは技術力と人間の叡智と諦めない努力の結果である。 なんと言っても日本人が日本の技術で成し遂げたことに意味がある。

成功の陰には、平均年齢６５歳数名の町工場のコンピュータでもできない手作り的精密加工技術が大いに寄与しているのである。これらの技術の伝承が心配である。また、持ち帰ったイトカワから採取した「超微細」な塵の分析が行われているが、聞くところによれば採集した資料の半分は、将来科学技術がより進歩し、優れた計測器、分析器が開発されるまで保管するとのこと。流石、頭脳明晰な科学者たちの考えることは凄いと思った。 回収されたカプセルが一般公開された日小学５年の孫と見に行った。

「人類の月面着陸」「アポロ１３号の奇跡の帰還」も感動ものだったがそれ以上ではないでしょうか？

「キ」「コ」

今回、個人のホームページ（ＨＰ）と所属する写真クラブのＨＰ（http://spc-photoclub.jimdo.com）を前後して開設した。 併せてご笑覧ください。

　写真クラブのＨＰは２，３年前に有名な専用ソフト（ホームページビルダー）を使って作成し立ち上げたことがある。確かに、ＨＴＭＬコードを使わずに提供されたフォーマットに載せれば簡単にできる様にはなっているがやはり根気と能力がないと維持管理が難しく気になりながらも中断したままである。2011年１月２８日の新聞広告でたまたま目についた「１０分でできるホームページ」を即購入し、今度こそはと意気込んでやってみた。 前の専用ソフトは、ＣＤ(ＤＶＤ）でソフトをＰＣにインストールしなければならないし、ＰＣ内にＨＰ専用のフォルダ（サーバ）を作り、それにＨＰ作成に必要なデータ（画像等）をいちいち用意しておかなければならない。編集したいときには、ＰＣにあるソフトを開いてからやらなければならない。したがって、ソフトをインストールした専用のＰＣでしか編集、管理ができない。ところが、このドイツのJIMDO社のＨＰ作成システムは、いま流行りのクラウドとＣＭＳで作成するため事前登録し、アドレスとパスワードさえ入手すればインターネット上に専用のサーバーが作られるのでどのＰＣからでも閲覧しているブラウザの画面でページを直接編集できる。ＨＰ掲載のデータ（画像等）はいちいちＰＣのフォルダに保管しておく必要がないので簡単に利用できる優れものである。勿論、あてがえ扶持では面白くないと思われる能力のある人にはＨＴＭＬコードも使えるのでより高度な、より独創的なＨＰも作成可能である。